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2008年北京オリンピックにおいて、若干21歳の若さで、伝統とも言われている柔道の最重量級で、金メダルを獲得した石井慧さんが、お忙しい中わざわざモンスへとご来店下さりオーダーメイド靴を御注文下さいました。
【柔道男子100キロ超級】準決勝、王者の貫禄で勝ち進んだ石井慧さん。
北京科技大体育館(撮影・奈須稔)
石井さんを一言で現すとするならば、「好青年」という言葉に尽きます。
本当にオシャレですし、謙虚ですし、私よりもだいぶ年下ですが、私よりもシッカリしているように思えるくらい、素敵な笑顔を見せながらも非常に落ち着いていましたね。
やはり、何というか世界でNo.1を穫る人ですからね、そんじょそこらの若者とはオーラが違いましたよ。
やはり、日頃の鍛錬が精神をそうさせているのかも知れませんね。

石井慧さんが御注文下さった、オーダーメイド靴は、特殊な製法で作り上げました。
Ishii Model
色入れ
甲(アッパー)のみならず、細革(コバ)も底(ソール)も一つ一つ手で色入れして、色入れしては乾かしを繰り返し、革の表情を見ながら色入れします。
色入れした後、3日間ほど寝かせてからもう一度色入れをします。
こうして重ねて色入れをすることによって、更に独特の深みある色になるのです。
(※1足1足を手で色入れしますので微妙な色の違いが出ます。どなた様も同じ靴には
出会いません。また色入れの回数などにより、他の靴とは違った変化をしていくことも特徴です。)
独特の深みのある色が、個性を引き立たせます。
マッケイ製法
ダブルソールを説明する前に、まず「マッケイ製法」とは何か?ということをご説明いたします。
マッケイ製法とは、イタリアの代表的な製法のことで、アッパーと中底と本底とを直接縫いつける為、反り(かえり)が良く、軽量で歩きやすいので、とても足に優しい製法なのです。
製法は、靴型に中底を取り付け、製甲をつり込んでから表底を貼り付け、一度靴型を抜いて、表底と、中底、製甲、を一緒に縫いつけ(中縫い)ます。
したがって、靴の中を見ると中底に表底を縫いつけた糸が見えます。
中縫いが終わって、もう一度靴型を入れて、かかとを取り付けします。アッパー・中底・表底を、一緒に糸で縫い付ける靴の底付け法のひとつです。
この製法の特徴をカンタンに言うと、スマートな形、ソフトな足入れ、そして軽量です。それは甲革と中底と表底を、一緒に通し縫いするという造りのためです。
靴内部の底から甲にかけて、足を包むように仕上げるため、まるで靴下のような感覚でフィットする靴として多くの人に人気がある製法です。
靴の中をのぞくと、中底の回りに縫い糸が見えるので、マッケイ製法であることが確認できます。
ダブルソールとは
ダブルソールとは、底は革底を2枚はり合わせた、ダブルソールになっており、靴の底面から見た時、縫い目が完全に見えない仕様になっています。
ダブルソールは大変手作業が多く、大量生産できない高度な仕様になっています。
もちろん、底は革底を2枚はり合わせるため、単純に材料代も2倍になり、
手間も2倍かかってきます。
ダブルソールの
メリット と、デメリット。
メリット
通常のマッケイ製法は、アッパーと中底と本底とを直接縫いつける為、靴底にも穴が開いてしまい、雨降りなどには水が染み込みやすく感じます。
しかし、ダブルソールの底にすると、もう1枚の革底が穴をふさいでくれる為、水が染み込みにくくなります。
底は革底を2枚はり合わせるため、ボリューム感があり、より一層の高級感があります。
マッケイ製法では、アッパーと中底と本底とを直接縫いつける為、靴底(本底)の修理や取り換えは、アッパーと中底と本底に穴が開いてしまっているので、耐久性の面からみても、仕上がりや、費用的な面から見ても基本的には、修理には向きません。
しかし、ダブルソールであれば、縫いつけた糸をほどかなくてもいいので、1枚の革底
の張り替えだけですむので、耐久性や仕上がりが良く、修理や取り換えが出来ます。
デメリット
まずは、マッケイ製法の特徴である、「靴の返りがいい。」というのが、もう1枚の革底を張り合わせるので、微妙に靴の返りが悪くなります。
これもマッケイ製法の特徴なのですが、「軽量で」というのが、やはり底は革底を2枚はり合わせるため、靴がそのぶん重くなります。
“自分に合った オーダーメイド靴を ご注文頂いた お客様からの声”
ありがとう











